top of page

【4月~10月】「Study:大阪関西国際芸術 2025」とは?会場、プログラム、チケット情報まとめ

  • 執筆者の写真: kumiko ishigaki
    kumiko ishigaki
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

4月11日より、「Study:大阪関西国際芸術祭2025」がスタートしました。

2022年に始まったこの芸術祭は、2025年の大阪・関西万博を契機に、「ソーシャルインパクト(社会への影響)」をテーマに掲げ、文化芸術の振興や経済活性化、社会課題の可視化を目指す大規模なアートフェスティバルです。

今年は、大阪・関西万博とほぼ同期間(2025年4月11日〜10月13日)の186日間にわたり開催され、大阪各地でさまざまなアートイベントが行われます。

「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」とは?

Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3 展示作品 鬼頭健吾《inconsistent surface》 Photo: Kohei Matsumura
Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3 展示作品 鬼頭健吾《inconsistent surface》 Photo: Kohei Matsumura

「Study:大阪関西国際芸術祭」は、「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」として、ソーシャルインパクトをテーマに、文化芸術による経済活性化や社会課題の可視化を目指します。大阪・関西万博を見据え、2022年から大阪を舞台に3回にわたり検証を重ねてきました。

Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3 展示作品 野原邦彦《雲間》 Photo: HARUKI Yoshiumi
Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3 展示作品 野原邦彦《雲間》 Photo: HARUKI Yoshiumi

今年は、いよいよ大阪・関西万博と同時に開催され、会場は、大阪・関西万博会場(夢洲)をはじめ、安藤忠雄設計の大阪文化館・天保山、黒川紀章設計の大阪府立国際会議場(中之島)、西成・船場地区など、大阪・関西の象徴的な場所で展開されます。

これにより、関西発の文化芸術が世界に向けて発信され、ドイツ、韓国、EU(欧州連合)などの機関と連携したアートプロジェクトを通じて、グローバル規模で新たな対話と発見の場が創出されます。



18か国・50組を超える参加アーティストが集結!

総合プロデューサーの鈴木大輔が指揮し、18か国・50組を超えるアーティストが参加します。

参加アーティストには、奥中章人、冨長敦也、ロン・ミュエク、パトリシア・ピッチニーニ、谷川俊太郎、のん、森村泰昌などが名を連ねています。

キュレーターとしては、「リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年」展(大阪文化館・天保山)でチーフキュレーターを務めるマキシミリアン・レッチェ、「Re: Human ─ 新しい人間の条件」展(船場エリア)の岸本光大、「喫茶あたりや」展(西成エリア)のプロダクション・ゾミア / 藪本雄登、「思弁的な音楽/New Storytelling」展(大阪キタエリア)の佐久間洋司、国立民族学博物館の仲野泰生といった多彩な顔ぶれが集まり、各地で魅力的な展示が展開されます。


キタからミナミまで、大阪各地の会場を紹介

芸術祭は、大阪の多彩な地域で開催されます。各会場の特徴を簡潔に紹介します。

  • 夢洲(大阪・関西万博会場内)  未来的な万博会場内にパブリックアートとミューラルアートを展示します。

  • 船場エクセルビル  伝統と革新が交錯する船場エリアで、「Re: Human ─ 新しい人間の条件」展を開催します。

  • 天保山・大阪文化館  大阪湾を望む安藤忠雄の設計によるこの施設では、「Reshaped Reality」展を開催します。

  • 西成エリア プロダクション・ゾミア、釜ヶ崎芸術大学、NISHINARI YOSHIO(西尾美也+kioku手芸館「たんす」)の3つのプロジェクトが展開されます。

  • ルクア大阪  大阪きってのファッションビルで、アートとポップカルチャーが交差するユニークな展覧会を開催。

  • グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)  黒川紀章設計のダイナミックな会場で、日韓国交正常化60周年を記念する大規模なアートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」(7/21~23)を開催します。

詳細な会場紹介は、各会場の記事でご確認ください。


チケット購入方法

展覧会チケットは4種類あります。各チケットの内容は以下の通りです。

  • 展覧会パスポート 期間中、各展覧会会場に一度ずつ入場できるチケットです。


  • 展覧会開幕パスポート(4/13〜5/6入場限定) 開催初期の特別チケットで、5月6日まで有効。


  • アートフェアチケット(7/21〜23開催) 2025年7月21日〜23日のアートフェアに入場できるチケットです。


  • 展覧会&アートフェアセットパス 各展覧会会場とアートフェアの両方に入場できるチケットです。


  • 単館チケット 各施設の展覧会のみにご入場できるチケットです。



チケット窓口について

◯紙チケット

チケットぴあで購入可能


◯電子チケット

ArtStickerで購入可能(手数料無料)


◯他言語対応/海外から購入

kkdayで購入可能。

そのほか、プレイガイドや連携販売先でも販売中です。詳細は公式サイトをご確認ください。

ローチケ、イープラス、webket、peatix

蔦屋書店(京都、梅田、枚方)、KAZE ART PLANNING、大垣書店

※大阪・関西万博への入場には本芸術祭のチケットは使用できませんのでご注意ください。

bottom of page