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国立国際美術館|アクセス・利用案内・見どころ・周辺のカフェ・ランチ情報

Updated: Dec 18, 2023

※施設改修工事により、2024年2月5日まで全館休館しています


提供:国立国際美術館

国立国際美術館について

国内外の現代美術を中心とした作品を扱う美術館として、1977年に開館した国立国際美術館。独立行政法人国立美術館が管轄する7つの美術館のうちの一つです。開館当初は日本万国博覧会(1970年開催)で建設された「万国博美術館」の建物を活用していましたが、2004年にリニューアルし、斬新なデザインが目を引く完全地下型の美術館として生まれ変わりました。

リニューアル時に大阪府吹田市から大阪市中心部にある中之島西部地区に場所を移したことから、立地の良さも魅力の一つとなっています。歩いて移動できる距離に他にも美術館や博物館があるため、あわせて楽しむ人も多いようです。


現在国立国際美術館は、現代美術を発信する美術館としての役目を継承しながらも、国内外の美術の動向を幅広く紹介する美術館として、現代美術以外の企画展も開催しています。

また、美術への理解が深まる子ども向けのイベントや乳幼児と保護者が一緒に楽しめるイベントなど、学びと体験の場も提供しています。




国立国際美術館のアクセス・利用案内

住所

大阪府大阪市北区中之島4-2-55

電話番号

06-6447-4680

最寄駅からのアクセス

【京阪】

  • 中之島線 「渡辺橋」駅[2番出口]より南西へ徒歩約5分

  • 中之島線「淀屋橋」駅[7番出口]より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

【Osaka Metro】

  • 四つ橋線 「肥後橋」駅[3番出口]より西へ徒歩約10分

  • 御堂筋線「淀屋橋」駅[7番出口]より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

【JR】

  • 東西線「新福島」駅[2番出口]より南へ徒歩約10分

  • 大阪環状線「福島」駅から南へ徒歩約15分

  • 「大阪」駅から南西へ徒歩約20分

【阪神】「福島」駅[3番出口]より徒歩約10分

【阪急】「大阪梅田」駅から南西へ徒歩約20分

開館時間

  • 通常時間 10:00~17:00 (入場は16:30まで)

  • 夜間開館(毎週金・土曜日) 10:00 – 20:00(入場は19:30まで)

休館日

月曜日、年末年始、展示替え期間、2023年9月11日(月)– 2024年2月5日(月)(館内工事のため)

※月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館。(この他にも臨時に休館することがあります。)

観覧料

一般430円(団体220 円)、大学生130円(団体70 円)、高校生・18歳未満・65歳以上無料(要証明)

※コレクション展の観覧料。特別展は展覧会により異なる

設備

コインロッカー、貸出用車椅子、貸出用ベビーカー、キッズルーム・授乳室、AEDあり

留意事項

盲導犬・介助犬・聴導犬を伴っての入場可、筆談対応可

公式Webサイト




国立国際美術館の見どころ


コレクション

国立国際美術館は、世界の美術の動向と日本国内における美術の展開との関連を明らかにすることを目的として、主に国内外の現代美術作品を幅広く収集しています。収蔵作品数は約8,200点にものぼります(2022年3月時点)。


国立国際美術館のシンボルともいえるのが、B2階にあるジョアン・ミロの《無垢の笑い》。日本万国博覧会開催に合わせて制作された、鮮やかな色彩がミロらしい作品です。


また、関西圏の戦後美術の移り変わりが見て取れる、化学者兼実業家・大橋嘉一の828点にのぼるコレクションや、約400点を数える浜口陽三の版画と素描、900点を超える横尾忠則のポスター作品など、年々コレクションを充実させてきました。コレクションの大部分は絵画、彫刻、版画、写真などが占めますが、近年は映像やパフォーマンスといった新しいジャンルの作品にも目を向けています。


※所蔵作品は、コレクション展を中心にテーマに合わせて公開しています




建築

提供:国立国際美術館

リニューアルの際に新館の設計を請け負ったのは、シーザー・ペリ アンド アソシエーツジャパン。アルゼンチン出身の建築家シーザー・ペリは、高層ビルの設計で広く知られており最近では超高層複合ビル「あべのハルカス」の建築にも携わっています。


国立国際美術館は世界的にも珍しい完全地下型の美術館。地上部分の鉄骨を用いた近未来的なモニュメントは、「竹の生命力」と「現代美術の発展・成長」をイメージしているのだそうです。B1階には人と美術との交流を生み出すことを目的に設けられた、出入り自由のパブリックゾーンがあります。


提供:国立国際美術館

提供:国立国際美術館

代表的な過去の展示

横尾忠則や草間彌生、クリスチャン・ボルタンスキーなど、世界的な現代美術家の特別展を数多く開催するとともに、ゴッホ、ピカソなど巨匠の大規模な展示も度々実施しています。また2022年には、兵庫県芦屋市で結成された前衛美術家集団・具体美術協会(具体)の軌跡をたどる回顧展を大阪中之島美術館とともに2館同時開催するなど、多様なテーマ、形式で展覧会を開催しています。


〈主な展示〉

「ゴッホ展」(2005年)

「横尾忠則全ポスター」(2010年)

「草間彌生 永遠の永遠の永遠」(2012年)

「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」(2019年)

「すべて未知の世界へ ― GUTAI 分化と統合」展(2022年)※大阪中之島美術館と2館同時開催

「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」(2023年)



ミュージアムショップ

B1階にあるミュージアムショップでは、国立国際美術館のオリジナルグッズや展覧会関連商品、美術関係書籍などが購入できます。万博のシンボル「太陽の塔」のソフトビニールモデルや、国立国際美術館の所蔵作品である高松次郎の《影》をモチーフとしたロンググラスなど、他ではなかなか見られない珍しい商品を数多く取り揃えています。

営業時間

10:00 〜 17:00(金・土曜日10:00 〜19:00)

定休日

国立国際美術館の休館日



カフェ・レストラン情報

国立国際美術館で営業していたレストラン「中之島ミューズ」は閉店しました。現在美術館内で飲食店は営業していません。






国立国際美術館周辺のおすすめスポット


大阪中之島美術館


約40年という構想期間を経て、2022年にオープンした大阪中之島美術館。5,000点を超える寄贈作品に所有作品を加え、合計6,000点超となる豊富なコレクション(2023年4月現在。寄託品を除く)を所蔵しています。中でも佐伯祐三の名作やモディリアーニの裸婦像、具体美術協会のリーダーである吉原治良の作品などは、国内外で高く評価されています。

5階建ての建物の1階にはカフェレストラン「ミュゼカラト(Musée KARATO)」やインテリアグッズを扱う「HAY OSAKA」、2階にはショップ「dot to dot today」があります。国立国際美術館から通りを挟んで向かい側の立地にあります。ぜひ併せて訪れたい美術館です。




ヤノベケンジ《SHIP’S CAT(Muse)》

ヤノベケンジ《SHIP'S CAT(Muse)》 ©Kenji Yanobe 写真提供:KENJI YANOBE Archive Project

《SHIP’S CAT(Muse)》は、大阪中之島美術館の屋外に設置されている、現代美術家のヤノベケンジの作品です。世界的にも評価の高い《SHIP’S CAT》シリーズのうちの一つで、大阪中之島美術館の建設に合わせて2021年に制作されました。


高さは3.5m、白い猫が宇宙服のようなスーツを着ている巨大彫刻。この作品は、美術館を見守る守り猫で、そして美術館が世界に発信するための象徴となるよう願いが込められています。大阪中之島美術館を訪れたら、ぜひ足を止めて鑑賞してみてください。


ヤノベケンジ《SHIP'S CAT(Muse)》 ©Kenji Yanobe 写真提供:KENJI YANOBE Archive Project




コンラッド大阪

名和晃平《Fu / Rai》 40階ロビー

“Your Address in the Sky”をコンセプトにしたコンラッド大阪は、豪華なシャンデリアが輝く1階のエントランスからエレベーターで中之島フェスティバルタワー・ウエストの最上階40階に上り、チェックインします。

ホテルの全客室、レストラン、宴会場、スパ&フィットネス、インドアプール、会議室などの全施設から、地上200メートルのパノラマビューを楽しめます。40階のロビーフロアを飾る高さ約5メートルの球体が連なるアート作品は、彫刻家・名和晃平が風神雷神に触発されて手がけた《Fu / Rai》。客室やダイニングは、モダンデザインに和を取り入れた佇まいの空間で、旅の疲れを癒やせそう。スパやフィットネス、プールなども完備しています。




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