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岡山県立美術館|アクセス・利用案内・見どころ・カフェ・ランチ情報


岡山県立美術館について

岡山にゆかりのある優れた美術品や工芸品を収集・展示するとともに、内外の芸術活動を紹介する展覧会やワークショップを開催している「岡山県立美術館」。1988年に開館し、2023年には開館35周年を迎えました。現在から過去・未来に、そして岡山からさまざまな国や地域に「つながる美術館」を目指しています。


県庁や岡山城、後楽園などがある岡山市の中心部に位置している岡山県立美術館は、所蔵作品の素晴らしさはもちろんのこと、立地の良さも魅力の一つ。JR「岡山」駅後楽園口から徒歩15分、駅からバスも出ており県外からも気軽に訪れやすいスポットです。

また、セミナーや鑑賞体験ツアー、ボランティアによるギャラリートークを定期的に行っています。



岡山県立美術館のアクセス・利用案内

住所

岡山市北区天神町8-48

電話番号

086-225-4800

最寄駅からのアクセス

JR「岡山」駅後楽園口(東口)から徒歩15分

開館時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日

月曜日(休日の場合はその翌日)、年末年始、展示替え期間中

観覧料

一般350円(280円)/大学生250円(200円)/小中高生無料/65歳以上170円(140円) ※( )は20名以上の団体料金

設備

地下駐車場・駐輪場有、車椅子・ベビーカーの貸出有、多目的トイレ(車イス対応・オストメイト対応・おむつ交換可能)有、授乳室(地下1階)有

留意事項

展覧会開催中は混雑が予想されるため、できるだけ公共交通機関を利用。(駐車場が満車の場合は周辺の有料駐車場へ。駐車料金は来館者負担。)

公式Webサイト





岡山県立美術館の見どころ


コレクション

岡山県立美術館は「岡山県ゆかり」をキーワードに数多く作品を収集しています。主な作品に、水墨画で有名な岡山県総社市生まれの画家・雪舟等楊(せっしゅうとうよう)の《山水図(倣玉澗)》(重要文化財)や、芸術的な才能も持ち合わせた二刀流の剣豪・宮本武蔵(一説では岡山県美作市に生まれ、幼少期を過ごしたとされる)による《枯木翡翠図》などがあります。


ほかには日本を代表する彫刻家で岡山県井原市出身である平櫛田中(ひらくしでんちゅう)の《五浦釣人》や、岡山県の伝統工芸品である備前焼などもコレクションしています。



建築

岡山県立美術館は建築家・岡田新一によって設計されました。岡田氏は最高裁判所庁舎や警視庁本部庁舎を設計したことでも知られ、岡山県内では岡山市立オリエント美術館も手がけています。


岡山県立美術館の外観は岡山城をイメージし、花崗岩と磁器タイルが用いられています。また、岡田氏が「屋内広場」と名付けた展示棟とホール棟のはざまのスペースは、美術館の建っている天神山の起伏からインスピレーションを得たもので、地下1階から2階の中庭まで連続する自然光を取り入れた流動的なデザインとなっています。



代表的な過去の展示

岡山県立美術館では、老若男女あらゆる世代が楽しめる多彩な展覧会を開催しています。また、「岡山の美術展(収蔵品展示)」として、古書画・日本画・洋画・工芸などを数カ月ごとに入れ替えながら展示しています。

 

〈主な企画展〉

「The 備前―土と炎から生まれる造形美―」(2020年)

「写真展 星野道夫「悠久の時を旅する」」(2021年)

「THE ドラえもん展 OKAYAMA 2022」(2022年)

「岡山県立美術館35周年収蔵品展 CORRELATION-交流と継承」(2023年)

「世界遺産 大シルクロード展」(2024年)



ミュージアムショップ

岡山県立美術館の1階にあるミュージアムショップ「KENBI CIFAKA(ケンビシファカ)」では、展示内容にまつわるユニークなアイテムを幅広く取り揃えています。地元のアーティストとのコラボレーショングッズや限定アイテム等も扱っており、美術館を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。

 

営業時間:9:30~17:00

休業日:美術館の休館日



カフェ・レストラン情報

「喫茶シファカ」は岡山県立美術館内にあるカフェ。KENBI CIFAKAと同じくデザイン事務所シファカの運営で、2023年4月に美術館1階にオープンしました。


岡山県立美術館を設計した建築家・岡田新一がデザインした家具や照明が配されており、昔懐かしい喫茶の雰囲気を楽しめるのが喫茶シファカの魅力。サイフォンで淹れられたコーヒーや、岡山県産の食材を使った喫茶メニュー、シファカの焼菓子研究所で作られたスイーツなども人気を集めています。


営業時間:9:00~17:00 ※展覧会により変更あり

休業日:美術館の休館日





岡山県立美術館周辺のおすすめスポット


林原美術館

林原美術館 長屋門

「林原美術館」は岡山城内堀のすぐ西側、岡山城二の丸跡に建つ美術館です。岡山の実業家であった林原一郎氏が蒐集したコレクションを中心に、1964年に開館しました。日本をはじめとする東アジア地域の絵画や工芸品、旧岡山藩主池田家から引き継いだ大名調度品などを約9,000件収蔵しています。そのため岡山城と同時に見学するのもおすすめ。常設展示は行わず、展覧会ごとに展示品を入れ替えています。


正門となる大きな長屋門をくぐると近代的な美術館の建物が見えます。これは世界的建築家ル・コルビュジエに師事した前川國男によって設計されたもので、門と併せて登録有形文化財にも登録されています。



住所

岡山市北区丸の内2-7-15

電話番号

086-223-1733

最寄駅からのアクセス

JR「岡山」駅から徒歩25分、岡電バスにて岡電高屋行 県庁前下車徒歩3分、宇野バスにて瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車徒歩3分、市内電車にて東山行 県庁通下車徒歩7分、循環バスめぐりんにて県庁医大線 県庁前下車徒歩3分

開館時間

10:00~17:00(入館受付は16:30まで)

休館日

毎週月曜日(祝日等休日の場合は翌日)、展示替期間(不定期)、年末年始

入館料

【企画展】一般500円/高校生300円/小・中学生、友の会会員、障害者手帳を提示の方・付添者・引率者無料

【特別展・特別企画展】展覧会により異なる

設備

入館口に車椅子用リフトとスロープあり、車椅子用トイレあり

公式Webサイト



夢二郷土美術館 本館

夢二郷土美術館 展示室

「夢二郷土美術館 本館」は、岡山出身の芸術家・竹久夢二の作品を専門に収蔵し、随一のコレクションを誇る美術館です。大正浪漫を代表する竹久夢二は、画家・デザイナーとして明治末期から昭和初期にかけて活躍しました。夢二郷土美術館は夢二の肉筆画を中心に約3,000点の作品を所蔵し、常時100点以上を展示しています。


大正浪漫の香りが漂うおしゃれな建物も、夢二郷土美術館 本館の見どころの一つ。風見鶏が目を引く赤レンガ造りで、建築家・浦部鎮太郎が設計しました。2017年に水戸岡鋭治氏によってデザインされた「art café 夢二」は体感型展示室兼カフェ・ミュージアムショップで、こちらも人気のスポットとなっています。瀬戸内市には夢二生家記念館や少年山荘といった夢二ゆかりの地もあり、併せて観光するのもおすすめです。

住所

岡山県岡山市中区浜2丁目1-32 夢二郷土美術館

電話番号

086-271-1000

最寄駅からのアクセス

JR「岡山」駅前バス乗り場より[藤原団地・後楽園行]バス(岡電バス)で約15分「蓬莱橋(ほうらいばし)・夢二郷土美術館前」バス停下車すぐ

開館時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日

月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日が休館)、年末年始(12/28 ~ 1/1)

入館料

大人800円・中高大学生400円・小学生300円 ※特別展は異なる

※岡山後楽園、岡山城との共通券あり(大人券のみ・当日限り有効) 

設備

駐車場あり(乗用車10台・大型バス2台)

公式Webサイト


夢二生家記念館・少年山荘

(岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1)※夢二郷土美術館 本館とは所在地が異なります


夢二が数えの16歳で神戸中学に進学するまで暮らした「夢二生家記念館」と夢二が晩年自ら設計し東京に建てたアトリエ兼住居を忠実に復元した「少年山荘」は、岡山駅から電車で約30分の「邑久(おく)」駅からタクシー、バスで10分の場所に位置します。ここでは、夢二芸術を育んだ少年期をたどりながら、ふるさとをテーマにした所蔵作品を鑑賞できます。


夢二生家記念館

夢二生家記念館 展示室

少年山荘

少年山荘 アトリエ

住所

岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1 夢二生家記念館・少年山荘

電話番号

0869-22-0622

最寄駅からのアクセス

JR「岡山」駅よりJR赤穂線で約30分、「邑久(おく)」駅下車。 「「邑久」駅からバスまたはタクシーで10分。

開館時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日

月曜日(ただし、月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館)

入館料

大人600円・中高大学生250円・小学生200円 団体割引、シニア割引あり。 夢二生家記念館・少年山荘の二館をご覧いただけます。

設備

駐車場あり(乗用車10台・大型バス2台)

公式Webサイト


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