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国立民族学博物館(みんぱく)|アクセス・利用案内・見どころ・周辺のカフェ・ランチ情報

Updated: Feb 25


写真提供:国立民族学博物館

国立民族学博物館について

国立民族学博物館(みんぱく)は、大阪の万博記念公園内にある文化人類学と民族学をテーマにした世界最大級の民族学博物館です。1974年に設立し、1977年に開館しました。 文化人類学・民族学に関する調査・研究を行い、その成果を基に世界の諸民族の社会と文化に関する情報を人々に提供し、諸民族についての認識と理解を深めることを目的としています。

毎年多くの研究者を国内外から招聘し、研究成果を展示や講演会、ゼミナール、研究公演、ワークショップ、映画会などさまざまな催事を通じて一般公開しています。



国立民族学博物館のアクセス・利用案内

住所

大阪府吹田市千里万博公園10-1

電話番号

06-6876-2151(代表)

最寄駅からのアクセス

大阪モノレール「万博記念公園」「公園東口」下車徒歩約15分

開館時間

10:00~17:00(最終入館時間16:30)

休館日

水曜日、水曜日が祝日の場合は直後の平日、年末年始(12月28日~1月4日)

入館料

一般 580円、大学生250円、高校生以下無料

(観覧料は、本館展示の観覧料金。特別展の観覧料は展覧会により異なる)

留意事項

万博記念公園駐車場あり。

公式Webサイト


写真提供:国立民族学博物館



国立民族学博物館の見どころ


コレクション

研究者が世界各地で収集した生活用具や民族衣装など、約34万5千点にのぼる資料を所蔵しています。また、約7万点の映像・音響資料、69万点もの文献図書資料を有します。これらのコンテンツは調査・研究や、大学での授業などに活用できるよう広く公開しています。


写真提供:国立民族学博物館

写真提供:国立民族学博物館

写真提供:国立民族学博物館


建築

国立民族学博物館は鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階、地下1階建ての建物です。現代建築の巨匠・黒川紀章による設計で、黒川氏らが提唱した「メタボリズム」が色濃く反映されています。「メタボリズム」とは新陳代謝を意味し、建築や都市は不変ではなく、社会や機能の変化によって有機的に生まれ変わっていくという概念です。国立民族学博物館では、竣工後にユニットを増築できる設計となっています。現在まで何度も増築を繰り返していますが、不自然さを感じさせない建物となっています。

外壁に窓がないロの字型の建物が集まる構造となっており、パティオ(中庭)から外光を取り込んでいます。パティオは「未来の遺跡」をテーマとし、一枚ごとに趣が異なるインド産砂岩を敷き詰められており、まるで神殿を思わせる佇まいです。


写真提供:国立民族学博物館



代表的な過去の展示

本館では、世界の9つの地域から構成される地域展示と、音楽や言語に関する通文化展示を開催しています。また、年に数回の特別展や企画展、巡回展を開催しています。いずれも展示物が豊富でボリュームのある内容です。研究機関であるため、深い知見に基づく展示は見応えがあり、多様な生活文化を感じ取れる展示を数多く開催しています。

〈主な特別展・企画展〉

特別展「ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会」(2021年)

日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念特別展「邂逅する写真たち――モンゴルの100年前と今」(2022年)

企画展「海のくらしアート展――モノからみる東南アジアとオセアニア」(2022年)

特別展「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」(2022年)

企画展「カナダ北西海岸先住民のアート――スクリーン版画の世界」(2023年) 特別展「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」(2023年)


写真提供:国立民族学博物館

写真提供:国立民族学博物館

写真提供:国立民族学博物館

写真提供:国立民族学博物館


ミュージアムショップ

本館1階にある「ミュージアム・ショップ」では、民族学の関連書籍やCD、世界各地の民芸品、博物館のコレクションをモチーフにしたオリジナルグッズなど、魅力的な商品が数多く並んでいます。みんぱくクッキーや、世界のあいさつマスキングテープなど、お土産にぴったりなアイテムも豊富です。

営業時間

10:00~17:00

定休日

  • 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の平日)

  • 年末年始(12月28日から1月4日まで)

Webサイト


カフェ・レストラン情報

本館1階インフォメーションカウンター奥にある「森の洋食 グリルみんぱく」は、ハンバーグやオムライス、自家製生パスタが味わえるレストランです。博物館併設レストランとしては、初めて配膳・運搬ロボットを導入していて、目新しいと話題になっています。

営業時間

11:00~16:30(ラストオーダー16:00)

定休日

毎週水曜日 年末年始(12月28日から1月4日まで)




国立民族学博物館周辺のおすすめスポット


万博記念公園

イサム・ノグチの噴水作品《夢の池》

1970年に開催された「日本万国博覧会(大阪万博)」の跡地を利用した公園です。「自然文化園」「日本庭園」さらに文化・スポーツ・レジャーが整備された総面積260haの広大な広さを誇ります。国立民族学博物館は、この敷地内に位置します。

園内には数多くの文化施設があり、大阪万博で出展した「日本民芸館」を引き継いだ「大阪民芸館」では、国内外の陶磁器や、染織品など優れた工芸品を観ることができます。屋外では、エントランスで来場者を迎える太陽の塔のほか、万博遺産として、イサム・ノグチの噴水や、菊竹清訓(きくたけきよのり)、フィリップ・キングなど著名な作家の作品も鑑賞できます。


住所

大阪府吹田市千里万博公園

電話番号

0120-1970-89(フリーダイヤル)

最寄駅からのアクセス

大阪モノレール「万博記念公園」「公園東口」下車徒歩約5分

開園時間

9:30~17:00(入園時間は閉園の30分前まで)(イベント開催時は開園時間が変更の場合もあり)

休園日

水曜日、水曜日が祝日の場合は翌日が休園日、年末年始(12月28日~1月4日)他

入園料

大人260円 小中学生80円(自然文化園・日本庭園共通)

留意事項

専用駐車場あり

公式Webサイト



太陽の塔

《太陽の塔》

芸術家の岡本太郎が手がけた、1970年開催の大阪万博を象徴するモニュメント《太陽の塔》。「人間の尊厳と無限の進歩、発展」を表現した作品で、高さは約70メートルにのぼります。《太陽の塔》は3つの顔を持ち、塔の頂部には未来を象徴する《黄金の顔》、現在を象徴する正面の《太陽の顔》、過去を象徴する背面の《黒い太陽》を見ることができます。


2018年、大阪万博閉幕後約50年にわたり原則非公開となっていた内部の展示空間が公開されました。岡本太郎の哲学にあふれ、生命の進化の過程が表現された《生命の樹》は必見。公式Webサイトから事前予約(予約優先)が必要です。太陽の塔内にあるミュージアムショップでは、関連書籍や太陽の塔をモチーフとした多彩なグッズを購入できます。


《生命の樹》

住所

大阪府吹田市千里万博公園

電話番号

0120-1970-89(フリーダイヤル)

最寄駅からのアクセス

大阪モノレール「万博記念公園」「公園東口」下車徒歩約5分

開館時間

10:00~17:00(最終受付16:30)(イベント開催時は開園時間が変更の場合もあり

休館日

毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の平日)※万博記念公園に準ずる

入館料

太陽の塔入館+自然文化園・日本庭園共通入園セットチケット 大人930円

留意事項

専用駐車場あり

公式Webサイト


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