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MIHO MUSEUM|アクセス・利用案内・見どころ・カフェ・ランチ情報

更新日:8月23日



MIHO MUSEUMについて

「MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)」は滋賀県信楽の自然豊かな山間に佇む美術館。中国の詩人、陶淵明の「桃花源記」に描かれた桃源郷をコンセプトとした美術館で、静けさに包まれた癒しの空間に理想の楽園が再現されています。

 

MIHO MUSEUMは創立者・小山美秀子(こやまみほこ)の「美術を通して、世の中を美しく、平和に、楽しいものに」という考えを受けて1997年11月に開館しました。日本美術の名品やエジプト、西アジア、ギリシア、ローマ、南アジア、中国などの世界の古代美術品を幅広く収蔵しています。

 

オリジナルグッズを販売するミュージアムショップや、秀明自然農法で育てた食材を使っているレストラン、カフェ等も併設しています。忙しい日常を忘れさせてくれる桃源郷のような美術館で、ゆったりと時間をかけて楽しむのがおすすめです。


MIHO MUSEUMのアクセス・利用案内

住所

滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300

電話番号

0748-82-3411

最寄駅からのアクセス

JR「石山」駅より帝産バス「ミホミュージアム」行に乗車後約50分

開館時間

10:00~17:00(最終入館は16:00まで)

休館日

春季・夏季・秋季、各開館期間中の月曜日(祝日の場合は各翌平日)

※展示替え等のための休館期間あり。公式サイトの開館カレンダー要確認。

入館料

大人1,300(1,100)円、高校・大学生1,000(800)円、小学・中学生無料

※( )内は20名以上の団体料金

設備

無料駐車場(普通車300台)、レセプション棟と美術館棟の間を無料電気自動車が運行、全館バリアフリー対応、車いす・ベビーカー・杖の貸出あり、授乳室・おむつ替えシートあり、無料ロッカーあり

留意事項

【音声ガイド(有料)について】

・常設展は日本語、英語、北京語対応(一部コンテンツのみ広東語、ドイツ語、フランス語対応)

・特別展は日本語、英語、北京語対応

公式Webサイト




MIHO MUSEUMの見どころ


コレクション

MIHO MUSEUMのコレクションは、創立者の小山美秀子が40年以上の長きにわたり集めてきた茶道具や神道・仏教美術、書画、陶磁器、漆工などの日本美術を起点に始まりました。やがて、美術館構想が膨らんでいくにつれて世界の古代美術もまじえ、コレクションは充実していきました。古代オリエントにかけてのコレクションを中心としており、その数は現在約3,000件。そのうちの約250件を常時公開しています。


展示室


建築


MIHO MUSEUMを設計したのはI.M.ペイ。ルーヴル美術館のガラスのピラミッド「Pyramide du Louvre(ルーヴル・ピラミッド)」を設計したことで有名な、中国系アメリカ人の建築家です。

 

中国の古典「桃花源記」には、一人の漁師が桃花林に導かれるように洞窟に迷い込み、その向こうに理想の楽園「桃源郷」が広がっていたという物語が描かれています。この物語をモチーフとして構想されたMIHO MUSEUMは「しだれ桜の並木道に導かれ、トンネルと吊り橋を越えて美術館に至る」というアプローチが特徴。桃源郷に迷い込むかのようにアートの世界へ足を踏み入れることができる、ユニークな設計が魅力となっています。


エントランスホール

銀色のスペースフレームに支えられたガラスの屋根が歩調に合わせて上昇する印象的なエントランスホール、木肌の色とスペースフレームなどの銀・グレイ系を基調とした空間に、随所に六角形があしらわれた展示室や廊下など、時を忘れて美術品を堪能できる空間が広がります。八角形の壁から続く高い天井にある四角い天窓から光が差し込むロータリーも、ぜひ訪れたいスポットです。



代表的な過去の展示

国内外の美術品を幅広く扱うMIHO MUSEUMは、展覧会の内容もバラエティ豊か。春夏秋に開催される特別展には、世界中から集められた名品を鑑賞するために毎回多くの人が足を運んでいます。


〈主な展示〉

「The備前 ―土と炎から生まれる造形美―」(2019年)

「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」(2021年)

「文明をつなぐもの 中央アジア」(2022年)

「金峯山の遺宝と神仏」(2023年)



ミュージアムショップ

「美しく、生活を楽しむ」をコンセプトとするMIHO MUSEUMのミュージアムショップ。広大な敷地内には、北館、南館に2つのショップが設けられています。

ショップには、こころに潤いや豊かさを与えてくれるようなオリジナルグッズを数多く取り揃え、展覧会の図録はもちろんのこと、工芸品やカトラリー、ハンカチなどの雑貨、絵本、CDなど、彩り豊かな品々が並びます。



カフェ・レストラン情報

MIHO MUSEUMには、食事を取れる場所が2カ所あります。どちらも秀明自然農法で育てたこだわりの食材を使っています。

 

レストラン Peach Valley (ピーチバレイ)

おむすび膳

こちらはレセプション棟内にある明るく開放的なレストラン。「おむすび膳」や「そば」などのメニューを季節に合わせて楽しめます。また、自家製パン・MIHOとうふ・ドリンクなどの店頭販売も行っています。


営業時間: 11:30~14:30



カフェ Pine View (パインビュウ)

カフェ Pine View

こちらは美術館棟にあるおしゃれなカフェ。「湯種食パンのサンドイッチ」や「ムースクラシック3種」など季節に合わせたメニューが用意されています。小麦・小豆などの穀類や果物はもちろん、糖・バター・コーヒーについてもこだわりの工程で丁寧に生産されているため、安心して利用できます。


営業時間: 10:30~16:30





MIHO MUSEUM周辺のおすすめスポット


滋賀県立陶芸の森

「滋賀県立陶芸の森」は陶芸をテーマにした緑豊かな芸術公園です。園内は陶芸専門の美術館である「陶芸館」、信楽焼の販売も行っている「信楽産業展示館」、陶芸家が滞在し制作を行う「創作研修館」、自然豊かな「広場」の4つのエリアに分かれています。また、園内には野外展示が多数存在し、「やきもの×アート×自然」を体感することができます。

 

陶芸館

国内外の現代陶芸や陶磁器デザイン、長い歴史の中で育まれてきた古陶磁、滋賀ゆかりのやきものなどを扱う美術館。特別展「リサ・ラーソン展 知られざる創造の世界-クラシックな名作とともに」(2024年)や「特別展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」 ~大衆にじかにぶつかる芸術を~」(2023年)といった魅力的なテーマの展覧会を毎年開催しています。

 

信楽産業展示館

さまざまな種類の信楽焼製品を展示するこちらの施設では、産業としての信楽焼の「今」を発信しています。販売も行っているため、旅の思い出に購入することも可能。併設されるレストラン「銀月舎」では信楽焼の羽釜で炊いたおむすびなどを楽しめます。



住所

滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7

電話番号

0748-83-0909

最寄駅からのアクセス

信楽高原鐵道「信楽」駅より徒歩20分

開館時間

9:30~17:00(陶芸館、信楽産業展示館への入館は午後4時30分まで

休館日

毎週 月曜日(祝日、および振替休日の場合はその翌日)、年末年始 陶芸館のみ展示替え期間および冬季は休館

陶芸館観覧料

展覧会により異なる(ただし入園は無料)

設備

無料駐車場(普通車約250台、大型バス約10台)

公式Webサイト



甲賀市信楽伝統産業会館「信楽焼ミュージアム」

甲賀市信楽伝統産業会館は、1975年に信楽焼が伝統工芸品として指定されたことを受け、1977年に国・県の支援を受けて建設されました。2020年に観光案内所も併設された現在の建物に移転・新築され、より見学しやすくなっています。常設展「信楽ミュージアム」に加えて企画展示室では信楽焼にまつわる企画展を開催。作品を鑑賞しながら信楽焼の歴史を学ぶことができる施設です。

住所

滋賀県甲賀市信楽町長野1203

電話番号

0748-82-2345

最寄駅からのアクセス

信楽高原鐵道「信楽」駅より徒歩3分

開館時間

9:00~17:00

休館日

毎週木曜日(木曜日が祝日の場合は翌日が休館)、年末年始

入館料

無料

留意事項

駐車場あり(大型バス駐車可、車いす用駐車場設置)

公式Webサイト


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