中之島のシンボルといえる、赤煉瓦が水辺に映える大阪市中央公会堂。「義侠の相場師」と呼ばれた株式仲買人、岩本栄之助(1877~1916)が「大阪に大きなホールを」と、当時100万円(現在の価値で約50億円)を大阪市に寄付。設計コンクールで選ばれた当時29歳の岡田信一郎の提案を基に、辰野金吾と片岡安が実施設計に当たり、1918年に開館しました。
大正時代のネオルネッサンス様式を基調とした鉄骨煉瓦造の地上3階、地下1階。壮麗な大集会室や、アーチ型の高い天井のホールを備える中集会室、『日本書記』を題材にした特別室の天井画などが見どころ。2002年、国の重要文化財に指定されました。
地下1階事務室でオリジナルグッズを販売しているほか、館内にはレストランがあり、ゆっくりと過ごせます。レストランでは、英国発のインテリアブランド・トム・ディクソンと、飲食店を運営するバルニバービデザインスタジオがコラボレーションした店内で、ミシュランスターシェフによるフレンチやイタリアンを堪能できます。
住所 | 大阪市北区中之島1-1-27 |
開館時間 | 9:30~21:30(予約受付時間は9:30~20:00) |
休館日 | 毎月第4火曜日(祝日の場合は直後の平日)および、12月28日から翌年1月4日 |
留意事項 | 見学できるのは地下1階の「展示室」と「自由見学エリア」のみ。 公会堂スタッフによる特別室と展示室を案内するガイドツアーを開催(不定期開催、事前申込要、料金500円~) |
公式Webサイト |